IRからの退場命令・・・その4

　クラブから連絡が来た。

勿論、私からは何のアクションも起こしていないので、クラブ内部の人間かメンバーかのどちらかから（まあ、この二通りしか無い訳だけど）上層部の耳に入ったのだろうか？
当日、数十名のメンバーが目撃していた退場劇であったから、こんな流れもあり得る事だろう。

　クラブ側の人間の趣旨は、私への謝罪というよりも「事実確認」が主眼だったように感じた。
この人物が、大人であったので私は大いに安心した。あえて言えば、謝罪などされても困るし、時間が戻る訳でもなく・・・私の記憶が消去出来る訳でもない。

「アミューズメントとしてのクラブ」「勝利を左右する事の目的を有しないスキルアップ」
「怪我を負った場合の、会員側の完全な自己責任である認識」「そもそもジム自体が、クラブ側、メンバー側双方が大人の集団でなければ成立しない物である事」

私の従事している仕事も現在は「クレーム産業」といえるだろう。
言ってみれば、現在は全ての企業体がクレーム産業化しているとも言えると思う。
一昔前なら、「ガソリン炊いてまんのやで！？」なんてセリフはヤクザの専売特許だったのだが、今では「そちらの落ち度ですので、交通費を出すのが普通でしょ？」みたいな事をサラリーマンや主婦までもが言いだして、驚くに値しない昨今である。

　今日のクラブ側氏の話を聞いていると、スポーツクラブたるものも例外では無くて・・・膨大な問い合わせに、苦慮している状況がリアルに伝わって来た。
いやいや、裁判沙汰になるような案件がそんなに多いとは知りませんでした。
まあ、思い出してみれば・・・他のクラブだったけど、ウォームアップの進め方が悪いと言って肉離れの理由をクラブ側に求めた人も居たっけナ～～、でもこの人「弁護士」だったから、こんな馬鹿（失礼）に務まる仕事なのかい？と驚いたのを思い出した。

　何にしても「自己責任」に決まってんジャン？
でも、そうでも無い奴が多いから今回の事件が起こった訳だよな！
IRが、ナーバスになる理由も有るって事かい？

　もう、会う事無いけど・・・あのウォームアップ弁護士に言いたいけど、IRがどう進めようと、ウォームアップしてんのはアンタ自身なんだぜ？
手取り足とりって・・・も～！！マザコン野郎
テメーみたいのが居るから、遅刻もウカウカできネーんだよ！

　それでも、俺も今度からは一秒でも遅刻したらスタジオ入る元気ないです。
狭苦しい感じ！！